ミツバチの巣箱をスズメバチから守る！

オオスズメバチをはじめとするスズメバチ類は危険な害虫と思われていますが、一方では、農林業における害虫を捕食してくれることで、私たちの利益や自然の生態系を守る大切な役割も果たしています。本品は、スズメバチ類を殺すことなく逃げてもらうことで共存共栄し、自然環境を守っていくことを目的に開発されました。

本品は、セイヨウミツバチ、ニホンミツバチを問わず、巣箱の巣門に設置するだけでオオスズメバチ等のスズメバチ類の侵入を防ぎ、被害を軽減できます。（特許第7269632号）


｜　スズメバチサラバ 据え置きタイプの使用方法　｜

●巣箱の巣門の前に設置してください（下記画像参照）。
●設置の際は、装置と巣門の間（特に両脇）に隙間がないよう、ご確認ください。
●忌避剤は、ミツバチが装置に慣れた2〜３日後から使用を開始してください。
●忌避剤は、2週間に一回25ccを目安に定期的に補充してください。
●忌避剤の補充の仕方等、詳しい使用方法は商品同封の取扱説明書をご参照ください。



｜　設置条件　｜

●俵養蜂場社製造の巣箱に設置可能です。

※それ以外の巣箱の場合は、以下の条件が必要となります。

●入口から1.5cm以上4cm以下のエプロンが必要。
●巣の下板の厚さは1cm以上5.5cm以下。
●巣門から上方向に4cm以上の高さが必要。


｜　商品内容　｜
スズメバチ侵入防止装置　1セット
（本体、ロート、水浸入防止栓、スズメバチ類忌避剤 150ml、装置固定用クランプ×2、取扱説明書）

｜　忌避剤の原材料　｜
フェニルメタノール（特許第6699002号）

｜　適用虫　｜
オオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、コガタスズメバチ、チャイロスズメバチ、クロスズメバチ、キオビホオナガスズメバチ
セグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチ、キアシナガバチ

｜　厳禁事項（忌避剤）　｜
●火気の近くで使用しない。
●高温・多湿な環境で保管しない。
●火の中に入れない。

｜　使用上の注意　｜
●本品は、あくまで巣箱への侵入を阻むものであって、巣門の外や周辺で発生するスズメバチ類による被害を0にするわけではありません。特に、セイヨウミツバチの場合は、スズメバチ類に対して積極的に巣から出て戦う習性がありますので、その場合の被害を防ぐことはできません。
●皮膚、植物、飲食物、食器、子どものおもちゃ、観賞魚や小鳥などのペット類、餌料、車、薬剤耐性のない外壁、家具類にかからないようにしてください。
●ミツバチの行動に異常を感じた際は、直ちに使用を中断してください。特に、ニホンミツバチの場合は、個体群差があります。
●忌避剤は巣箱の設置場所により蒸発の速度に差が生じるため、使用頻度は様子を見て調整してください。
●本品は、破損しない限り翌年もご使用いただけますが、使用後はよく乾燥させ、雨水等が当たらない場所にて保管してください。
●人体に使用しないでください。
●忌避剤飲用不可。
●忌避剤が皮膚についたときは、石けんを用いて、よく洗ってください。
●忌避剤が目に入ったときは、直ちに水で洗い流してください。
●万一、忌避剤に触れてアレルギーやかぶれ等、身体に異常が起きた場合は、直ちに本品がフェニルメタノールを含有することを医師に伝え、診療を受けてください。
●小児の手の届かない場所にて保管してください。